先輩スタッフの声

先輩スタッフの声

時計修理部門

  • 主任
  • 2012年 入社
  • いままでどんな仕事を経験してきましたか?
    大学生のとき近所の時計修理店に、無給で構わないので時計修理を教えてくださいと頼みに行きました。昔で言う弟子入りです。

    そこで見習いから始め、勉強をしながら数年間働かせていただきました。

    その後、時計メーカーに就職して時計修理の腕を磨きました。
  • 入社前の仕事選びの軸は?
    近所の時計修理店で働いていたときはさまざまな修理依頼があり、いろいろな経験をさせていただきました。

    しかし時計メーカーでは、主にオーバーホール(分解掃除)を担当していたため、他の修理業務を行う機会がほとんどありませんでした。

    技術者としてもっとスキルを高めたいという気持ちがあり、できればもっと経験を積める環境に移りたいと思っていました。
  • 入社の決め手は?
    その頃、ネオスタンダードで時計修理工房を立ち上げるための技術者を探していました。

    一般のお客様からの修理依頼だけでなく、買取した時計の修理もあるため、自分が望む業務が行えるのではと考えました。

    あとは給料や業務時間、そして勤務場所の条件が自分にマッチしていたことが決め手となりました。

  • 現在の仕事内容は?
    実務と事務の両方です。

    実務では時計修理全般を担当し、オーバーホールをはじめ各種修理を行っています。
    事務ではお客様からのメールや電話などの対応、修理見積書をはじめとする書類の作成・処理・管理、そして修理した時計の発送などを行っています。

    それ以外に、時計修理の進捗状況およびスタッフのスケジュール管理も行っています
  • 仕事をする上で大事にしていることは?
    大手時計修理メーカーではできないような、きめ細かいサービスをご提供できるように心掛けています。

    機械的に時計修理をするのではなく、お客様のお話を伺った上で、ご要望に添う形でベストな修理内容をご提案させていただくことを大事にしています。

    あとは、スピードを意識することです。
    技術者にありがちなことですが、自分の仕事にこだわりを持ちすぎて、時間の感覚がなくなってしまう人がいます。限られた時間の中で、修理の精度を高めつつ、最大限、お客様のご要望にお応えするというスタンスが必要です。

    時計修理には分解・清掃・修理・組立というプロセスがあり、豊富な知識や、高い技術と正確な再現性が求められます。時間的な制約がある中で、常にスピードを意識していくことが質の高いサービスを提供できる鍵だと考えています。
  • 仕事で実現したいことは?
    個人的には、技術者としてもっと上を目指していきたいです。

    一口に時計いっても、アンティーク時計から最新の時計まであり、各メーカーからもさまざまなラインが販売されています。さらに時計のムーブメント(機械の動力部分)にも機械式とクオーツ式があり、基本的な構造は共通していますが、発売年代やメーカーによって仕様が違います。どの年代、どのメーカーの時計修理に対してもオールマイティーに対応することができるようになりたいですね。

    職場的には、スタッフの満足度をもっと上げていきたいと考えています。
    満足といっても人それぞれ違うと思いますが、心地よい職場環境と安心して働ける雇用を確保していきたいです。

  • 仕事で感じたやりがいや感動エピソードを教えてください。
    もともと時計が好きでこの職業を選びました。

    いろいろな時計に触れられること自体が喜びではありますが、故障した時計を修理して動くようになった時には特に嬉しいものです。
    修理内容が難しいものほど、修理後の喜びはひとしおです。

    感動エピソードとしては、亡くなられたお父様の遺品で、40年以上前にご購入された時計をお持ち込みいただきました。オーバーホールと劣化していた部品の交換、そして、ポリッシュと、風防(ガラス)交換をしました。お客様へ返却した際、まさかこれほど綺麗になるとは思っていなかったと大変驚かれ、長い間しみじみと時計を眺めていた姿が印象に残っています。
  • この会社の社員はどんな人?
    技術職のため、あまり他部署のスタッフと関わる機会が多くはないのですが、気さくな方が多いように見受けられます。
    明るく、いつも楽しそうな雰囲気があります。

    時計修理工房のスタッフは、みなさん真面目で物静かです。
    あとは完璧主義的な傾向があり、手抜きをせず、きっちりと仕事をするイメージがあります。
  • 仕事で尊敬する人は?
    行動力がある人です。

    目的を定め、決断し、結果を恐れず行動することができる人が理想です。
    自分はなかなか行動に移せないタイプなので、すぐ行動に移せる人に憧れますね。

    歴史上の人物でいうと、幕末に無類の行動力で江戸城を無血開城に導いた勝海舟になります。
  • 仕事のどんなところが好きですか?
    ある程度、自分で仕事をコントロールできるところです。

    もちろん、修理の件数や納期などはコントロールできませんが、その中で、自分なりに優先順位を付け仕事を組立てられるところが気に入っています。

  • この会社ならではの魅力は?
    裁量権の幅が広く、意見を反映していただけるところでしょうか。

    現場の意見をくみあげ、会社と社員の双方にとってベストな方法を模索していく、というスタンスが魅力だと思っています。
  • 失敗談をひとつ教えてください。
    以前、修理でアンティーク時計をお預かりしました。

    オーバーホールとポリッシュ(外装研磨仕上げ)をご希望でしたが、お客様へ返却の際に、綺麗になりすぎてアンティーク特有の風合いがなくなってしまった、とのお叱りをいただいたことがありました。

    丁寧にご説明させていただくことでご納得はいただけましたが、お客様の希望・要望を推し量り、事前にしっかりとご説明をさせていただくことの必要性を実感しました。